いつの間にかもう1週間ほど前のこととなってしまいましたが、無事にBOOTH・アニメイトゲームス様ともに「博士はすべてを終わらせることにした」のリメイクを公開することができました…!
BOOTH
アニメイトゲームス
制作中・公開後ともに嬉しいお声がけをありがとうございました。
クオリティの高いコンテンツが溢れかえっている昨今、時間を割いて個人の制作物を楽しんでいただけるということは、たとえ1ダウンロードでももう本当に奇跡みたいにありがたいことだなと思っています。
プレイしてくださったかたも、まだプレイしてないけど興味を持ってくださったかたも、作品よりも制作過程に興味を持ちこうしてブログを読んでくださっているかたも、本当にありがとうございます。
皆様に近々ラッキーなことがありますように!
さて、落ち着いたところで一つ反省点を挙げると、短編のリメイクの制作に3年もかけてしまったことです。
ちなみに着手当初は数ヶ月で終わると思っていました。なんてこった…。
原因としては、去年PCが壊れて一部バックアップが消し飛んだり、Unityプロジェクトが壊れたり、C#を自分で書いてみたらありえんバグが頻発するようになってしまったり…(大反省)
といろいろあったものの、一番時間がかかったことはイラストの上達でした。
いったん過去のイラストを振り返ってみましょう。
◆旧版


客観的に見ればだいぶ未熟ではあるのですが、公開時にイラストがいいねと初めて言ってもらえてとても嬉しかったこともあり、拙いながらもわりと気に入っています!
ですが、全体的にぼんやりしていて状況や感情がいまいち伝わりにくく、ノベルゲームのイラストとしてよろしくないなぁ…と感じていました。
そこで、できるだけ毎日ジェスチャードローイングをしてみたり、youtubeでプロの方に添削してもらったり、イラスト系の教本を読んでみたりしました。
その結果、約3年かけて少しずつ伝わる絵が描けるようになってきたような気がします。
◆リメイク版


まだ怪しいところは多々ありますが、リメイク前のものよりはちゃんとイラストに意図があるような気がします。
色使いも線も、以前より少しだけはっきりして、見やすくなりました。
とはいえリメイク版のイラストも描き終わったのは半年~数ヶ月ほど前なので、今もうすでにちょっと恥ずかしいのですが…。
伸びしろがあるのだとポジティブに考えることにします。
イラストを練習するにあたって、すばらしい本の数々に助けてもらいました!
最近買ったものも含めて、軽くおすすめの本をご紹介したいと思います。
◆おすすめ本のご紹介
『一番最初に読む 自由自在に顔が描けるようになる本』砂糖 ふくろう
まさにタイトル通り。
顔の形を捉えやすく解説してくれるだけでなく、感情を表情にしっかり乗せて描けるよう導いてくれる本で、本当に本当によかったです!
好きすぎて読み終わってからしばらく枕元に置いて寝てました。
お絵かきを始めたばかりの頃に出会いたかった…。
読む前と読んだ後で確実に絵が変わった実感があります。
『絵には何が描かれているのか──絵本から学ぶイメージとデザインの基本原則』モリー・バング
図形や色から人はどんなイメージを受け取るのかを説明してくれる本です。
あまりこういうデザイン的な視点で絵を見たことがなかったので、目からうろこが落ちまくりました。
描く立場のみならず、絵の鑑賞が好きな人もとても楽しめると思います。
私もこの一冊で絵の見方が変わりました。
『ヴィジョン ーストーリーを伝える:色、光、構図』ハンス・P・バッハー
映像デザイナーの方が作った本で、まさに物語を伝えるための絵の作り方に特化した内容です。
ライン、シェイプ、明度など、絵を構成するものひとつひとつを詳細に解説し、思い通りの表現に必要なものを丁寧に教えてくれます。
…ご紹介しておいてなんですが、内容がみちみちすぎて理解するのに時間がかかり、実はまだ半分しか読めておりません…。
ですがこの半分でもう人におすすめしたくなるほど気づきが多い本でした。
スタイリッシュなデザインとともにものすごい数の作例が載っていて、パラパラ見ているだけでも楽しくて満足度が高いです。
『パース感覚が身につく! やさしい背景イラスト・ワークブック』
今までいろいろな講座を観たり本を読んだりしてもわからなかったパースが、これ一冊で理解できました!
怪しい通販のコメントみたいになってしまいましたが、本当に。
解説がわかりやすいのはもちろん、定規と鉛筆でパースを引くワークがたくさんついていて、着実に自信をつけながらページを進めることができました。
私のように「一生パースがわからん」と頭を抱えている方がいらっしゃったら強くおすすめします。
ちなみにこれは一番最近に読んだ本で、リメイク版には生かせてません。
次回作のスチルにはきっとパース感覚があるはず…!
他にも数冊買って今読んでいるところですが、どの本も内容が楽しいので、ぶくぶくと技法書の沼に沈みつつあります。
実践しなければできるようにならないので、読んで満足しないように気をつけたいところです。
…と自分に釘を刺しつつ、今回のブログを締めようと思います。
近々の更新では、制作中の次回作(大人向け乙女ゲー)のあらすじとざっくりとしたキャラ紹介をお届けできればと思っています。
ちょっと癖が強い内容なのですが、刺さる人に刺さってくれ、頼む…!と祈りつつ鋭意制作中です。
次回作では、ゲーム本編内/ゲーム外ともに、個人制作だからこそできる仕掛けをたくさん作っていく予定です。
ご興味のあるかたはぜひ続報をお待ちいただけますと幸いです!


















