ここ最近作ったものと今後についての話

久しぶりにネットに小説をアップしました。
こちらです。
魔女と狼伯爵の契約結婚

こちらの初稿を書いたのは去年のこと。
数年ぶりにGWのお休みが取れたので、約一週間で長編を1本を仕上げてみようという、無駄に自分の精神と肉体を痛めつける行為の産物でした。
最終日の11時58分ごろに最後の文字を打ち、そのまま寝た覚えがあります。
アクションゲーム下手くそなくせに死にゲーにハマり、不眠不休でプレイしてやっと中ボスを倒したときと同じ心地がしました。
死ぬほど疲れたのでもうしません。多分。

結局今回ネットにアップにするにあたってだいぶ書き直したのですが、プロットなしで1年前に書かれたものを修正するのはめっちゃ大変でした…。
短編はともかく、長編はきちんと時間が取れるときにじっくり書くべきという学びを得ました。
(前も同じようなことを言ってた気がしないでもないけども…)

反省点は他にもいろいろあるのですが、やっぱり長編を書くことは勉強になるし、とっても楽しいので、無事に最終話まで投稿することができてよかったなと思っています!

内容について、自分ではザ・女性向けな話を書いてみたかったので書いたと認識しているのですが、案出しメモを見返したら「バットマン」って書いてあったので、そもそも出発点から間違っていた説があります。
とはいえ終盤は甘めになっているので、もしお好みに合いそうでしたら暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。

※これ以降は、「博士はすべてを終わらせることにした」のネタバレを含みます。ご注意ください※

似たタイプのヒロイン書いちまったな~~!という反省というかなんというか。
両方同じ時期に書いたので、当時のマイブームだったのでしょう、不愛想美女。
いや今も普通に好きですけども。
イザベラとリコは雰囲気こそ似ているものの、かたや脳筋、かたや理系なので、一緒に喋らせたら会話が成り立っているように見えて成り立ってなさそうです。

一方ルーファスとロメイは、「お互い大変ですね」の方向で気が合いそうですが、互いの正体を知ったあとは「え? なにそれ怖……」と未知の存在に怯え始めそうです。お互いに。

そういえば魔女と狼~は、以前カクヨムで書いた中編『女王陛下の忠犬』の世界観を踏まえています。
うまいことリンクさせられてはいないのですが。

こうして以前書いたもののエッセンスが新しいものに引き継がれることは意識的にも無意識的にもあるのですが、自分の創作歴が反映されていると思うとちょっと面白いですね。

私のプライベートの創作はまったくパッとしないというか、好きな人は好きかもしれないけど、まあ…というテイストのものを書いてる自覚はあるのですが、自分の癖(へき)に忠実だからこそ、特に人気が出たり日の目を見たりすることがなくても書きたいと思えるのだろうなぁと改めて感じました。
これからも大事にしたいものです、癖。

今後は、以前からちらちら言っていた通り、長編乙女ゲーを作るぞ!というのを大きな目標として、博士は~のUnity移植やサイトの改装等を行っていきたいと思います。

長編乙女ゲーはインディーゲームとして有料で出す予定ですが、そのぶん内容を充実させたいので、自分の癖にプラスしてお仕事で培ったスキルをフル活用できたらなと思っています。
イラストの練習ももっと頑張らなければ…。

またブログもちょくちょく更新していきたいので、もしよろしければたまに覗いてくださると嬉しいです。

2023年が終わる前に今年の総括を試みてみる

お菓子を食べつつだらだらと仕事をしているうちにもう夜です。
もう今年が終わるってほんと……!?

今年の個人的に印象深い出来事といえば、なんといっても初めて一人でゲームを作り完成させたということでしょう。
まだまだ改善したいところはたくさんありますが、やっぱりひとつ作ると次のハードルも低くなるので、挑戦してみることって大事だなーと改めて感じました。

イラストもDTMも、シナリオに合わせて一定量作ることになったので、自然と「完成させる→改善点を見つける→次回に反映する」というサイクルを高速で回すハメに…ことができ、非常に大変…上達に繋がる有意義な時間が過ごせたと思います。

すべては自身の計画性のなさゆえなのですが、特に制作の終盤は、仕事のスケジュールも相まって「楽しい!!」と「大変!もうダメだ!寝なきゃ死にそう!!」という感情が常に最大量で押し寄せてくるような生活をしていたので、次回はもうちょっと……もうちょっとなんとかして生きて帰れるようにしたいです…………。
そろそろ無理をしすぎると心臓にきそうなお年頃なので……。

また、Skebを通して初めてイラストのご依頼をいただいたこともとっても嬉しかったです!
上達したいものがあるなら、100円でもいいからお金を貰って依頼を受けるべし、という持論があるのですが、やはり依頼をいただけると今出せる全力で取り組まねばならないという気持ちになり身が引き締まるので、成長に繋がるなあと改めて感じました。
ですが、知名度ゼロでご依頼をいただけたのは、ひとえに運の良さと単価の安さのおかげだと思います。
なので、来年はより自分なりの絵柄や世界観を磨いて、「依頼内容とマッチしそうだったのでぜひ」と言ってもらえるようなイラストが書けるよう励んで参りたいと思います!

元々文章系のアカウントだったにもかかわらず、ツイッター(X)で今もフォローしてくださっている方々につきましては本当にありがとうございます。
もう小説は書かないというわけではなく、去年から地味に続いているスランプ解消の意味も兼ねて新しい挑戦をしています。
もしよろしければ引き続き温かい目で見ていただけると嬉しいです。
あと今もフォローしてくださっていること自体が嬉しいので、初詣では皆様の幸せも祈ってこようと思います。みんなハッピーなお正月を迎えられますように!

まだ確定事項ではないので詳しくはお伝えできないのですが、来年は個人での活動の他に、私がめちゃめちゃ好きな物語を書かれるライターさんと組んでゲームが作れそうです。
まだ打ち合わせ段階ですが。
推しライターに好きなジャンルの物語を書いてもらおうというよこしまな計画です。
個人で作っている次作(たぶん乙女ゲー。おそらく…きっと…変更がなければ…)と共に、詳細をお伝えできる日を楽しみにしています。

それでは皆様、素敵な年越しをお過ごしくださいー!

制作日記11:完成! そして反省……

完成しました~!!けっこう前に!!

正確には10日前の8/9から、ノベルゲームコレクションとBOOTHで配布しています。

ノベルゲームコレクションはこちら
BOOTHはこちら

ブログを書こう書こうと思いつつ、ゲームを公開してから達成感で燃え尽きておりました……。
初めての個人でのゲーム制作、とっても楽しかったです!

まずは改めて完成した『博士はすべてを終わらせることにした』について。

定番の(?)アンドロイドと人間の絆についての話です。

一応ノベコレでは恋愛ジャンルにいますが、恋というよりもっと広義の愛と執着の話になっています。
さらに言えば愛だと思ってるそれは果たして本当に愛なのか、という話でもあるのですが、すべては物語の観測者である「あなた」の解釈次第なので、こういうややこしい話がお好きな方はぜひプレイしてみていただけると嬉しいです!

また、すでにプレイしてくださった方につきましても本当にありがとうございます!
内心誰もプレイしてくれなかったらどうしようと怯えながら作っていたので、1DLずつ喜んでおりました。

エンタメによる可処分時間の熾烈な奪い合いが起きている現代において、30分でも個人の制作物に時間を割いてくれるというのは本当にすごいことだと思うんですよね。
今までもネットに小説をアップしていましたし、仕事でもソシャゲのシナリオを書いているので常々本当にありがたいことだと思っているのですが、ブランドとしてのクオリティの保証が全くない個人制作1作目のゲームだということを考えるとありがたさが天元突破します。

興味を持って一瞬プレイしてくださっただけでも嬉しいのに、物語の行く末を信じてクリアまでしてくださった方にはハグをしたい気持ちです。
少なくとも、私の創作者としての寿命はおかげさまで確実に伸びたので、もはや命の恩人と言ってもいいのではないでしょうか。
やっぱりハグしたいです。みんな幸せになって欲しい。
感謝の気持ちを伝えようとするとどうしても発言がキモくなる傾向になるので自重します……。

◆反省した点

喉元過ぎれば熱さを忘れる性格なので反省点も記しておきましょう。

とにかくすべての見積もりが甘すぎた!!!

これ……本当は今年の冬か春先に完成する予定だったんですよ……恐ろしいですね。
元々の計画性のなさに加えて、当初は背景もBGMもフリー素材をお借りするつもりだったのですが、やっぱり自分で作りたくなり、スチルもたくさん入れたくなり……となった結果でもあります。
挑戦できたことには満足しているのですが、それにしても公開時期がズレすぎました。反省。

また、今回はシナリオや立ち絵やスチル・BGMなど、ほぼひとつひとつ終わらせてから次の作業に移っていたのですが、最終的に合わせた段階で、それぞれのバランスを見つつ修正する必要が出てしまいました。
なのでこれを避けるために、はじめにざっくりと仮の素材を作って、スクリプトを組むまでは早めに終わらせてしまい、その後「各素材を作り込みつつブラッシュアップする時間」をきちんと取った方がよかったなという反省があります。

あとは、ノベルゲームコレクションに投稿するとブラウザ対応になるということをあまり考えきれていませんでした……。
PCでのテストプレイは何度もしたのでダウンロード版での進行不能バグは起こらなかったのですが、いざ公開してからブラウザ版で複数の進行不能になるバグが見つかるという。
ぐぬぬ……。
原因が特定できた箇所については修正済みですが、今もスマホからだとうまくプレイできないと思います。プレイしようとしてくださった方、すみません……。
次回ブラウザ対応する際は、公開前にローカルサーバーを立てて、動作をきちんと確認しておくことにします。

◆今後について

たぶん2作目出します。
が、問題が2点。

1点目はジャンルに悩んでいるということ。
せっかくなので次は長編を作りたいのですが、今のところ乙女ゲとBLとホラー1案ずつあります……。
自分はおもしろければなんでも好き&テーマや題材を先に決めて合いそうなジャンルを選びたいタイプなのでよくわからないのですが、今回の少女漫画風の物語を好んでくださった方はBLは苦手とか、そういうのってあるのでしょうか……。
うーん……。
長編となると長いお付き合いになりそうですし、それぞれ自分用の企画書を作って、どれが一番いいのかよく検討することにします。

2点目は制作費用について。
今回は効果音やプラグインは無料のものをお借りし、他は自分で用意したので、機材(ペンタブとかDTMのシンセ代とか)のぶんのお金しかかかってないのですが、一人で作るクオリティの限界にもぶち当たったので、次はプロに頼れるところは素直に頼ろうと思っています。
(スチルは長編だと数十枚になりそうなので、残念ながら発注できず自分で描くことになるとは思うのですが……。人の絵が見たいよぉ……)

UIや背景は、依頼したり、販売されている素材を使用したりできればと思っています。
また、長編ならCVを付けたいので、可能であれば声優さんにも依頼できればと思い費用の計算をしております。

こんな調子なので、長編の着手~完成までにはまだまだかかりそう&フリーゲームとして作るのはちょっと難しそうなので1000円~2000円台くらいの有料での頒布になるかなと考えています。
有料のインディーゲームとなると、今度こそ本当に1DLもされないかもしれない茨の道ですが……。

とはいえ突発的に短編を作りたくなってまたフリーゲームを出す可能性もだいぶありますし、
1本だけ未完になってるネット小説も完結させたいなと思っていますし、
DTMも新しいボーカル音源を買ったので曲の動画を作って投稿したいなとも思っています。
相変わらず節操なく色々と作っていく予定なので、お好みに合いそうな時はぜひ楽しんでいただけると嬉しいです!

制作日記10:主題歌兼エンディングみたいなやつを作ってみた

あと少しで完成しそうです!
もう色々と余裕がないので完成した後にまた改めてちゃんとブログを書きにきますね!
とりあえずたくさん寝たいです!

◆主題歌兼エンディングみたいなやつを作ってみた話

今日はこれだけ。
せっかく歌モノをメインにDTMを習ってるので、主題歌っぽいやつを作ってみたくて作りました。
してみむとしてするなり。土佐日記みたいになっちゃった。

良い感じに出来たので、このブログを見てくださってる方に一番に聞いてほしいです。
※ちょっと音量大きめなので、小さくしてから再生することをおすすめします。

歌はSynthesizerVのyumaくんです。
ボーカルシンセサイザーの進化はめまぐるしいですね。
元々あまり調声しなくても人間っぽく歌ってくれるのですが、もっと人間になーれと唱えながらコンプやEQかけまくってます。

あくまでも私にしてはですが、かなり良い感じにできたのではないかなと思っています……!
良い感じにできると何かに似てるんじゃないかと不安になってきますね!(不穏)
作曲を習い始めてから、偶然メロディの一部やコード全体が知らない曲と被る確率はそう低くないと知りました。
この不安から逃れるために、曲作りでも個性を獲得していきたいなと思った次第です……。
(もし何かに似てた時はこっそり教えてください、怖いので……)

現在の進捗は、スクリプトの仕上げと自分でのテストプレイを同時に行いつつ、エンディング動画を作っている段階です。
一通り仕上がったらテストプレイを頼んでいる方にお渡しして、最終的な動作確認をします。
そしてテストプレイをしてもらっている最中に告知動画を作……あれ……?やることいっぱいあるな…………

次回は「完成しました!」のご報告ができることを祈りつつ……!

制作日記9:BGMチラ見せ&UI素材について

いつの間にか前回の記事から一ヶ月経ってますね……!
時の流れがおかしい。こわいよぅ……。
この1ヶ月、ひたすらスチルを描いたりUI素材作ったりBGM作ったりしてました。
薄々気付いてはいたのですが、初めての作品で効果音以外全部自分で作るというのはやや無謀な挑戦でした(今更)。
でもなんとかできそうではあります……!
ちなみにスチルは差分のぞいて最低10枚で着地しそうです。まだちょっと残ってる……。

◆一部BGMチラ見せ

・日常

・回想

・神秘

・滑稽

数年前に購入したミクちゃんについてきたStudioOneArtistを使い、ソフトウェア音源のサマーセールに助けられながら作りました。
ビートはUJAMのビートメイカーのものをアレンジしてます。
これがもう優秀で優秀で……!!!
付属のドラム音源をポチポチ入力したものと比べて段違いに良くなりました。
バスドラが良い感じに響いて、ハイハットやスネアもキラキラしててかっこいい!!
まだ何曲か作る予定です。

◆ボタンを作るの難しいという話

タイトル画面作ったり、ボタンを作ったりもしていました。
今のところのタイトル画面はこちら。

ボタンはカーソルを乗っけると色が変わり、音が鳴るようになってます。
初めはただの四角形で、カーソルを乗っけてもなんの変化もない仕様で作ってたのですが、すごくこう……もにょっとするんですよね!!
ボタン感がないので押したいという衝動が生まれないというか。
そもそも押せるのかどうか一瞬わからなくなるというか。
世にあるゲームはどれも「プレイヤーの操作に対して心地よいフィードバックがあるかどうか」みたいなものを重視して作られてると思うのですが、ただボタンをぽちっとする行為についても例外ではなく、市販のゲームは本当によく考えられてるなと改めて気付きました。
ボタンに枠がついてるか否かだけでも、実際にプレイしてるとかなり印象が違います。
はじめにシンプルなただの四角形ボタンを作ったのは、一番工数が削れそうと思ったからなのですが、結果的に他の画面のボタンも全部作り直したので、めんどくさくても初めからきっちりやった方がよかったなっておもいまちた…………。

制作日記8:メッセージウィンドウを作ってみる

スクリプト組んで直してスチル描いて直してのループからしばらく抜け出せなそうなのですが、繰り返しゲーム画面を確認しているうちに欲が出て来ました。

そう、もっとオリジナリティを出してみたいという欲が……!

今日のところは、作業時間があまり取れないこともあり、とりあえず手っ取り早くオリジナリティっぽいものが醸し出せそうなメッセージウィンドウに手を出してみることにしました。

デフォルトのメッセージウィンドウがこれ。

こちらティラノスクリプトで組んでいるのですが、「これくらいの大きさで透明度がこれくらいのウィンドウ出して」という旨を入力するだけでサッと用意してくれます。親切。
シンプルでスタイリッシュですね。
発言者の名前はウィンドウの中の左上に表示されます。

変更したいなと思った点は以下の4つ。
・メッセージウィンドウの右上にネームウィンドウを別枠で作りたい
・メッセージウィンドウを消したり出したりする操作の時に透明度をいじらなくても良いように、最初から半透明の素材を用意したい
・黒もスタイリッシュでかっこいいけど、もうちょっと綺麗めな印象にしたい
・サイズ調整しなくても下の方をすっぽり覆ってくれるようにしたい

この4点を踏まえて、クリスタで作ってみたものがこちら。

クリスタから書き出す段階でメッセージウィンドウのみ透明度を下げ、スクリプトには透明度の指示を書かずに使ってます。
青いもやもや模様は、アセットストアの良い感じのブラシをお借りして描いてみました。
キャラが発言すると左上の紫の欄に名前が表示されます。
(ト書きの時のみの場合は外せるものの、スクリプトがめんどくさくなるので迷い中……)

サッとネームウィンドウだけ変えた形ですが、パッと見の画面の印象がかなり変わりました!
嬉しい!

でも……
ここまで変えたら……デフォルトのものからUI素材をまとめて変えてしまいたいような気も……する…………。
メニュー画面とか…コンフィグ画面とか……変えたいような気も……する………………。
購入もできるけど、せっかくなら作りたいような……そんな気が…………

ゲーム制作、楽しさと引き換えに正気を奪われてるような気がするのですが、気のせいでしょうか。

制作日記7:スクリプトとスチル清書

気付けばしばらく空いてしまっていました……!
お久しぶりです。保月です。

◆スクリプトとスチル清書

ここ数日はスクリプトとスチル清書を進めています。
たぶんあと半月くらいこの進捗です。
お絵描きは楽しいけど、まだ思い通りに描けずに修正しまくることが多々あるので辛くもあり。
一方のスクリプトは、面倒だけどめっちゃ楽しいです!
エラーが出まくろうともほぼ確実に正解があるので、メンタルに良い気がします。
現実は……正解とかないじゃないですか……あと仕事も……(病み期)

◆初めてゲ制デーツイートができた話

初めて自分の作っているものをフォロワーさん以外に紹介するのだと思うとものすごく緊張しました。
でもツイートしてよかったです!
いくつか嬉しいお言葉ももらい、モチベうなぎのぼりです。
本業アカウントからいいねしてくださった方々もありがとうございました!励みになります……!
内容をご紹介した通り、キャッチーさはあまりなく、刺さる人には刺さるかもしれないという感じになりそうなのですが、少しでも楽しんでいただけるように頑張って仕上げていきたいと思います。

◆進捗

シナリオ ◆◆◆◆◆
立ち絵  ◆◆◆◆◇(服装差分検討中…)
スチル  ◆◆◇◇◇(ひたすら清書と微調整)
スクリプト◆◆◇◇◇(エラー出して修正してエラー出して修正してエra)
背景   ◆◆◆◆◇(あとちょっと!)
BGM   ◆◆◇◇◇(ひとまず他のタスク優先)

◆全然関係ない余談

ドラマ「だが、情熱はある」、TVerで配信されてるぶんを観たんですけど、すんごくよかったです!
私も学生の頃に演劇の養成所に通ったり、小劇場の舞台に出たりしていたので、色々と思い出して身につまされることもあり……。(もう遠い昔のことですけども)
あの頃の情熱や、良い意味での痛々しさを思い出させてくれて、今の私にも良い影響を及ぼしてくれそうなドラマでした。
一度表現に魅入られた人間は一生思春期から抜け出せない、みたいなところがあると思っているので、私も空回ったり怪我することを恐れずもがいていきたいなぁと思いました。

制作日記6:同じ顔描くのって難しい

スチル作業中ですが、まじで同じ顔描くの難しい……!

一応、立ち絵を元にクリスタの3Dモデルを作成して、角度ごとに見られるようにしつつ描いてるのですが、3Dモデルをアタリに使っても違う顔になるし、3Dモデルを使わずに描いても違う顔になります。

なぜ。どうして。

立ち絵は、全身のバランスや、汎用性のある表情差分を作ることを考えつつ描かないといけなかったり、基本的に光源がどこにある背景にも馴染むように順光(正面から光が当たっている状態をこう呼ぶらしいです)にしないといけなかったりで、制限が多いです。

一方、スチルは雰囲気に合わせて光源を自由に決められるし、表情もすでにシナリオがあるぶん状況に合わせたものを描きやすいしで、何が言いたいかってスチルの方が圧倒的に頭の中にあるものを出力しやすい!

スチルに合わせて立ち絵を書き直したい……!(また言い出した)

ううう……。でもこれでは無限ループに突入してしまう……。
今回はとりあえず夏配信から動かしたくないので、一度全体を仕上げて時間があったらブラッシュアップの方向でいこうと思います。
多分立ち絵を描く前にもっと色んな表情を描いて、キャラの外見や表情の動かし方への理解を深めておくべきだったんだろうなぁ……。
次回があるならそうしよう!

ところで、シナリオ作成中、「ここスチル入れたいな」というところをチェックしリストに書き込みつつ進めていたのですが、改めてスチルリストを数えたら20枚以上ありました。

6枚くらいだと思ってました。さんすうできない。

◆追記

ぼーっとスチルと立ち絵を見比べていたら、髪のボリュームが足りないことも似てない原因なのでは?と思い少し手直ししてみました!

ちょっと立ち絵に似てきた気がする……!

ちなみに立ち絵はこれ(同じような表情の差分を選んでみる)

うーん……。

元々ホワホワした性格のキャラで、このスチルは珍しくシリアスな場面なのですが、立ち絵はやっぱりホワホワ感を強くしすぎたような気が……。

あと旧立ち絵の線画が細すぎたので太くするように意識してみたのですが、やっぱりちょっと太くしすぎでしたね。

描き直……いやいや……いやでも……描き直…………

制作日記5:内容の紹介に使えそうな画像を作る

せっかく少しずつ画像素材ができあがりつつあるので、宣伝に使えそうな画像を作りたいなあと思い。

とはいえ私のデザインセンスはゼロ。

フリーランスなので自分で名刺を作ってみたこともあるのですが、見せた知人からは「なんか怖い」と言われるくらいに残念な出来でした。

どうしようかなぁ……と思っていったのですが、毎回サムネを作っているツール、AdobeExpressがあるじゃないかと。

他にも似たような無料の画像制作ツールはあるのですが、個人的にはAdobeEpressがダントツで使いやすかったです。

まずUIがシンプルでわかりやすい。

トップページも情報が多すぎなくて作業に集中できます。

良い感じの配色を自動で選んでまとめてくれる機能もあって、カラーセンス皆無の私のような人間にはありがたすぎる……。

というわけで、作ってみたものがこちら。

若干文字情報を盛りすぎたきらいもありますが、少なくとも怖くはない(多分)ので良し。

良い感じにまとまりもあるのではないでしょうか!
チラシサイズなので、印刷をし机の横に置くことで「お前はこれを仕上げなければ夏を迎えることができないんだよ……」と自分に言い聞かせて生きていきたいと思います。

とりあえず「GAME」のページにこれを置いておきました。
人物紹介も画像で作りたいなぁ。

Twitter用には情報を2枚に分けた方がいいような気がするので、ここからもう少しいじってみたりみなかったりしようと思います。

今週来週は背景とスチル作業をもりもり進めつつ、スクリプトの準備をしていきます!

制作日記4:はじめての背景

ウワ~~~~~~!!!(発狂)

背景難しいよ!

物体がつるつる!つるつるどうやるの!?
どうして小学生の写生みたいになっちゃうの!?
面で捉えるってなに!?

なんでベッドが部屋の真ん中にあるの!!???
それは自分のせい!!!!

……とかって大混乱しながら描きました。
部屋で飼ってるインコちゃんも「アジャジャジャジャ!」って言ってました。

これを

こうして

仕事以外の時間すべてを使って消したり描いたり消したり描いたり消したり描いたりして……

こうなりました。

二点透視法を理解してパース定規を使えるようになってからが本当の始まりだった……。
アイキャッチにもういやですって書いたけど、あと5枚……あるねぇ……。
私の腰が壊れるのが先か仕上がるのが先かって感じですね!


でも、置いてあるものひとつひとつに意味を持たせることができるので、キャラや世界観の理解が深まっていいなとは思いました。
思い通りに描けるようになったらすごく楽しそう。がんばる……。

◆次回に生かしたい反省点

・線画はペンでめちゃくちゃ細く描け
・線画がブレると目立つので注意
・トーンカーブを意識する(明暗差がないと背景っぽくない)
・筆の跡はぼかしツールで消したりエアブラシでぼかしたりして消す
・つるつるの面には彩度落とした光を描く
・普段から身の回りの物体を観察しようね
・ラフの段階からきちんと家具の位置を考えようね

◆全然関係ない余談

女王蜂の「メフィスト」めっちゃいいですね!
リピートしながら描いてました。
PV中でボロボロになっても舞台に戻って表現に尽くすような描写があって、映画『ブラックスワン』を思い出しました。
あれも超好き。芸術に身を投じて破滅していくアーティストって、最大級のエゴイズムと殉教者のような奉仕の精神という相反するものを併せ持っていてキャラクターとしてすごく好きです。
芸術や芸能が元々は神への祈りであることを考えると、むべなるかなという。
でも現実の推しには何の悩みもなくいっぱいご飯食べて寝て疲れたら休んでほしいです。
タイアップしている『推しの子』は漫画も好きでアニメも楽しみにしていたのですが、今はやることが多いので禁推しの子してます。
今月終わりには観られるかな……たのしみたのしみ……。