久しぶりにネットに小説をアップしました。
こちらです。
魔女と狼伯爵の契約結婚
こちらの初稿を書いたのは去年のこと。
数年ぶりにGWのお休みが取れたので、約一週間で長編を1本を仕上げてみようという、無駄に自分の精神と肉体を痛めつける行為の産物でした。
最終日の11時58分ごろに最後の文字を打ち、そのまま寝た覚えがあります。
アクションゲーム下手くそなくせに死にゲーにハマり、不眠不休でプレイしてやっと中ボスを倒したときと同じ心地がしました。
死ぬほど疲れたのでもうしません。多分。
結局今回ネットにアップにするにあたってだいぶ書き直したのですが、プロットなしで1年前に書かれたものを修正するのはめっちゃ大変でした…。
短編はともかく、長編はきちんと時間が取れるときにじっくり書くべきという学びを得ました。
(前も同じようなことを言ってた気がしないでもないけども…)
反省点は他にもいろいろあるのですが、やっぱり長編を書くことは勉強になるし、とっても楽しいので、無事に最終話まで投稿することができてよかったなと思っています!
内容について、自分ではザ・女性向けな話を書いてみたかったので書いたと認識しているのですが、案出しメモを見返したら「バットマン」って書いてあったので、そもそも出発点から間違っていた説があります。
とはいえ終盤は甘めになっているので、もしお好みに合いそうでしたら暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。
※これ以降は、「博士はすべてを終わらせることにした」のネタバレを含みます。ご注意ください※
似たタイプのヒロイン書いちまったな~~!という反省というかなんというか。
両方同じ時期に書いたので、当時のマイブームだったのでしょう、不愛想美女。
いや今も普通に好きですけども。
イザベラとリコは雰囲気こそ似ているものの、かたや脳筋、かたや理系なので、一緒に喋らせたら会話が成り立っているように見えて成り立ってなさそうです。
一方ルーファスとロメイは、「お互い大変ですね」の方向で気が合いそうですが、互いの正体を知ったあとは「え? なにそれ怖……」と未知の存在に怯え始めそうです。お互いに。
そういえば魔女と狼~は、以前カクヨムで書いた中編『女王陛下の忠犬』の世界観を踏まえています。
うまいことリンクさせられてはいないのですが。
こうして以前書いたもののエッセンスが新しいものに引き継がれることは意識的にも無意識的にもあるのですが、自分の創作歴が反映されていると思うとちょっと面白いですね。
私のプライベートの創作はまったくパッとしないというか、好きな人は好きかもしれないけど、まあ…というテイストのものを書いてる自覚はあるのですが、自分の癖(へき)に忠実だからこそ、特に人気が出たり日の目を見たりすることがなくても書きたいと思えるのだろうなぁと改めて感じました。
これからも大事にしたいものです、癖。
今後は、以前からちらちら言っていた通り、長編乙女ゲーを作るぞ!というのを大きな目標として、博士は~のUnity移植やサイトの改装等を行っていきたいと思います。
長編乙女ゲーはインディーゲームとして有料で出す予定ですが、そのぶん内容を充実させたいので、自分の癖にプラスしてお仕事で培ったスキルをフル活用できたらなと思っています。
イラストの練習ももっと頑張らなければ…。
またブログもちょくちょく更新していきたいので、もしよろしければたまに覗いてくださると嬉しいです。